ED.早漏とは
そもそも、EDとはどのような状態?
EDとは、「Erectile Dysfunction」の頭文字2つを取った言葉で、日本語に訳すと「勃起不全の低下」を意味します。
EDになると、性的興奮や外部刺激を受けても勃起することができず、性行為に至ることができません。
また、完全に勃起ができないだけでなく、勃起するまでに長い時間がかかったり、勃起をしても同じ状態を保てず、すぐに萎えてしまったりする状態もEDに含まれます。
とくに勃起をしても途中で萎えてしまう、いわゆる中折れの症状に悩む人が最も多く、このような状態の中度なEDを含めると、およそ日本人男性の4人に1人がED問題を抱えているといわれています。
4人に1人という割合に驚かれる方もいると思いますが、EDは高齢者だけでなく若い人にも起こり得る症状です。
もちろんED患者の多くは60歳以上の高齢者ですが、最近では40~50代のミドル世代にあたる患者も増えていて、中には20代でもEDに悩む人がいます。
年齢を問わず、男性なら誰にでも起こるリスクがあるのです。
EDになると満足な性行為を行うことができないため、自身はもちろんパートナーにとっても深刻な問題になります。
男性にとって、勃起できないという状態は恥ずかしいことといえますが、パートナーとの良好な関係を築いていくためにもEDを真摯に受け止め、原因や改善法を積極的に探っていくことが大切です。
EDの原因とは?
EDの原因はさまざまです。いくつかの要因が混ざり合って生じることもありますが、大きく分けると「心因性」「器質性」「血管性」の3つの原因に分類できます。
この3つにはどのような違いがあるのか、それぞれの特徴を掘り下げてみましょう。
心因性ED(精神的なストレス)
心因性によるEDとは、いわゆる精神的なストレスによって引き起こされるものです。
「性行為の途中でも勃起状態が続かずに中折れしてしまう」「性行為をしたくても勃起できない」など、気持ちに反して勃起できない状態になります。
とくに20~30代のヤング世代の方はこの心因性のEDに当てはまることが多く、日常生活の疲れやストレス、仕事での悩みが大きな原因となっているようです。
また、過去に勃起できなかったことがトラウマとなり、それが原因で継続的なEDとなってしまうこともあります。
「勃起ができずパートナーから責められた」「中折れして気まずい雰囲気になってしまった」などの経験がトラウマになり、自信を失ってしまうのです。
さらに最近では、心因性のEDの中にうつ病によるEDも見られるようになりました。
「うつ病によって性欲が出ない」「性行為をすることが面倒に感じる」など、もともと性行為に対する興味が低下していて勃起できないこともあるのです。
このような状態も大きく見れば心因性のEDに当てはまり、精神的なストレスにつながります。
器質性ED(神経の障害)
器質性のEDは、神経の障害によって引き起こされた状態です。
通常、勃起は脳で性的興奮を感じた後、中枢神経や脊髄神経、末梢神経などを伝って陰茎へと司令を送ります。
しかしこれらの神経に異常があると、陰茎まで司令が届きません。
脳出血や脳腫瘍、脳外傷、アルツハイマー病、パーキンソン病などの疾患があると神経障害が起こり、性的興奮を受けても脳からの司令が陰茎にまで届かず、勃起に至ることができないのです。
また、事故や手術によって神経が傷ついてしまうこともあり、これがEDの原因になりこともあります。
骨盤骨折や脊髄損傷などの症状があるとEDにつながりやすくなるのです。
ただし、症状の程度によっては治癒することも多く、とくに年齢が若いほどED治療薬の効果によって勃起しやすくなるともいわれています。
血管性ED(血管の障害)
血管性のEDは、血管の障害によって引き起こされた状態です。
主に動脈硬化による血管障害が大きな原因で、加齢や生活習慣の乱れが大きく関係しています。
とくに30歳を過ぎると血管の老化が始まり、血管の弾力が低下していきます。
血管が硬くなっていくと血液のめぐりが悪化し、陰茎内にある海綿体へと血液が上手く流れ込みません。
勃起は血液が大量に流れ込むことで起こるものなので、血液の流れが悪くなると勃起不全になってしまうのです。
加齢だけでなく、高血圧や糖尿病、高脂質症などの生活習慣病を患っている方は血管への負担も大きくかかっているため、動脈硬化が起こりやすくEDのリスクも高いといえるでしょう。
また、生活習慣や食生活の乱れ、喫煙によっても動脈硬化が引き起こされることがあり、EDの原因となります。これは年齢に関係なく起こることなので、30歳以下の若い世代でも注意が必要です。
早漏症(PE)について
PEはpremature ejaculationの略であり、国内では早漏症と言われてます。
国内の成人男性の2人に1人の年齢層も見受けられます。
PE(早漏症)の症状としては以下が挙げられます。
1つでも当てはまる方は早漏症(PE)と言われています。
- 膣内挿入後、射精までに所要する時間が1〜2分以内。
- 膣内への挿入前、挿入途中、挿入直後のいずれかの時点で、本人の意思に反して、最小、最低限の性的刺激で
射精してしまい、これが継続する状態。 - PEの結果、恋愛関係の問題や精神的苦痛を引き起こしている状態。
- 射精のコントロールが不可能。
多くの成人男性が様々な対処法を試していると言われています。
以下のような経験のある成人男性は多いのでしょうか?
- コンドームを重ねる
- 性行為の前にオナニーで射精をする
- 射精しそうになったら運動をやめ、
収まったら再開するのを繰り返すというセマンズ法
しかし、あらかじめオナニーで射精しておくという対処は、いざ性交となったときに勃起しない一時的な勃起不全に見舞われることもある。また、すでに射精しているため、実際の性交時に射精できない、あるいは射精量が少なくなることがあります。
また、早漏トレーニングや早漏治療として器具を使用するなどもいったことはありますが
一切効果がないと言われております。
あなたは知っていますか?
女性パートナーが希望する膣内
射精潜時
- 平均:15.7分
- 3分以内希望:3%
- 30分以上希望:14%
(小学館「sabra」誌アンケート:
日本人女性1,000人、平均24.7歳)
従来、PE(早漏症)治療として、カウンセリングや一部の抗うつ薬が使用されたり、陰茎への手術などを行ってきました。
しかし、効用の割には副作用が多いこと、
また、手術の負担が大きいなど、デメリットが多く満足のいく結果が得られませんでした。
2009年にジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson)の製薬部門である
ヤンセン・シラグ社(Janssen-Cilag Pharmaceuticals:本社ベルギー ヨーロッパ)が
内服PE治療薬プリリジー(ダポキセチン)を
開発するまでは、世界中でPEに悩む男性に対して有効な治療法がありませんでした。
2012年現在も、日本ではプリリジー
(ダポキセチン)は処方医薬品としての承認を受けておらず、
ヨーロッパをはじめとした諸外国で普通に
受けられるPE治療(早漏治療)が受けられません。
統計上、国内には早漏症に悩む男性が少なくとも500万人程度、3人に1人の成人男性、
このうち大多数の患者はなんの治療も受けられず、一人で悩んでいます。
AGAクリニック東京 新宿院・表参道院・渋谷院では、新たにプリリジー(ダポキセチン)の処方を国内の医療機関として処方しております。
また早漏症がある方の多くにED(勃起不全)が合併することが知られています。
ED治療及びAGA治療の専門外来をもつ
AGAクリニック東京では豊富なED治療薬に加え、
これまで多くのPE(早漏症)患者様の治療をしてきました。
旧来の治療薬によるPE治療経験を踏まえ、
新薬プリリジー(ダポキセチン)による医学的・科学的根拠に基づく専門的なPE(早漏症)治療を提供するため、
PE(早漏症)・ED治療の外来を開設しております。
一人で悩まず、ぜひAGAクリニック東京に
お越しください。
私たちが責任持って治療のサポートを行います。
医師の診察の上、
お薬を処方いたします。
個人輸入による未承認医薬品・偽造医薬品にご注意ください。