「「急に抜け毛が増えた気がする」それAGAかも?AGAがなぜ起こるのか、その原因や対策、予防シャンプーについても解説」

日本人男性の1100万人以上がいろんな意味で頭を抱えている、AGA(男性型脱毛症)。「最近抜け毛が多いなぁ」「抜け毛対策しようかなぁ」と思っている方も多いのではないでしょうか。そこで何か対策したいと思い立ち、市販薬やサプリメントなどを購入してAGA対策を試みた方もいるはずですが、実際のところ、市販で売っている抜け毛対策用のシャンプーやサプリメントなどは、効果はあるのでしょうか。

市販薬以上に効果が期待できる方法はないのか、そんなところまで掘り下げていきます。ということで今回は、

・AGAの原因

・市販のAGA専用シャンプーやサプリメントなどは本当に効果があるのか

・本格的にAGA治療をしたい人にはもっと良い方法がある

この3点をまとめていきます。

「なぜAGAは起こるのか」

どんな治療をするにもまず原因を理解していないことには始まりません。そこでこの章ではAGAがなぜ起こっているのか、メカニズム的な部分も含めてお話します。最初に覚えてもらいたい単語は、「DHT」。そのDHTというのは男性ホルモンの一種なのですが、これは通常の男性ホルモンであるテストステロンが還元酵素によって変換される生まれるホルモンなのです。これが生まれること自体は何ともないのですが、このDHTというものと「アンドロゲンレセプター」というものが反応を起こすと、毛母細胞に脱毛を促す信号を送ってしまいます。そのためDHTそのものが悪者なのではないのですが、AGAの治療薬にはこのDHTを抑える作用がある成分が使用されていることが多いです。

「市販のAGA専用商品は本当に効果があるのか」

さて、AGAの原因について解説してきましたが、今度はAGAを対策できるとして売られている、市販のAGA対策シャンプーやサプリメントなどの効果についてお話していきます。結論から言うと、効果はもちろん人それぞれではありますが、確かに効果を実感されている方はいらっしゃいます。「抜け毛が減った」や「フケがなくなった」などの評価もあり、頭皮に様々な良い影響を及ぼしてくれるようです。しかしデータを見てみると、「頭頂部の薄毛が改善された」と答えているのは100人中34人ほどでした。%で表すと34%。「抜け毛が減った」という声も30人近くありましたが、“減った”だけで増えたとも改善されたとも言っていません。そのため改善されたといえるのはおよそ30%ほどですが、そこそこいい値段のするシャンプーも多いので、打率3割というのは中々手が出ません。そしてサプリメントも同様に、亜鉛やノコギリヤシなどの成分は確かにAGA関連の症状に効いているというデータもあります。しかし直接「DHTを抑制する」といったものよりも、髪の毛の主成分であるタンパク質の合成を助けるといった効果の方が大きいため、ダイレクトにAGAに来てくれるとはいいがたいのが現状です。

「市販薬以上の効果を期待できるのは処方薬だけ」

色々市販のAGA治療薬についてお話しましたが、やはり効果や作用の期待度で言えば、専門的なクリニックから処方される治療薬を超えるものはありません。亜鉛などの成分には中々「DHTを抑える効果」というのは期待しづらいですが、クリニックでの使用率が高い「プロペシア」という治療薬は、直接的に「DHTを抑える効果」が期待できます。この「プロペシア」の主成分であるフィナステリドという成分が、テストステロン→DHTに変換する工程を妨害します。そうすることによって結果的にDHTは生産されにくくなるので、そもそもDHTとアンドロゲンレセプターが反応することも少なくなります。このように根本的な作用を期待できるのはクリニックから処方される治療薬のみなので、本格的なAGAの治療をしたいという方はクリニックの受診をおすすめします。

「まとめ」

ここまでAGAの原因から市販薬の効果や作用について、そこから処方薬にしか期待できない作用の内容についてまで掘り下げました。もちろん市販薬で満足のいく効果を実感されている方もいらっしゃいますが、100人中34名というおよそ3割の打率です。この3割に賭けている時間があったらクリニックに受診して的確にHITさせた方が利口だと思います。AGAの治療というのは早ければ早い方がいいので、悩んでいる方はお早めに専門のクリニックを受診することをおすすめします。